増岡窯業原料環境への取組｜珪砂・長石・ファイバー・粉体・粘土・ガラス繊維・ガラスフィラー・ガラス粉末・ガラスパウダー・再生繊維

３Rを主体とした環境型社会への取り組み

● 珪砂工程の派生品は、埋戻材や保水性ブロックへ
● ガラス製造会社で発生したカレットは、再加工し原料化

排ガス浄化システム付焼却炉を利用した廃棄物の減容

● 増岡窯業原料株式会社は珪砂、長石などの窯業原料の製造・販売を主業としていますが、製造工程では様々な派生品や廃棄物が発生します。

● 粘土などの活用・販売が可能な派生品は有効活用に努めていますが、梱包資材、プラスチック部品などのかさばる廃プラスチック類は処理に苦慮することが度々発生していました。

３Rを主体とした環境型社会への取り組み

● 製造工程で発生する廃棄物は分別回収し、かさばる廃プラスチックは排ガス浄化システム付焼却炉にて減容してから処理し、環境負荷軽減に努めています。

ガラス繊維廃材の原料化

● ガラス繊維製造メーカー様ではガラス繊維製造時の紡糸ロス、ガラス繊維加工時のロスや不良品など様々な形態の廃ガラス繊維が発生します。活用が難しく、以前は産業廃棄物として処理されていました。
● 増岡窯業原料株式会社では1990年頃からガラス繊維製造メーカー様とタイアップして廃ガラス繊維の有効活用、再資源化に取り組んできました。

ガラス繊維廃材の原料化

● ガラス繊維廃材の再生原料化加工技術を確立
● ガラス繊維製造メーカー様からガラス繊維廃材を引き取り、再生原料化
　 →ガラス繊維メーカー様では再び原料として使用
● ガラス繊維製造メーカー様の廃棄物削減、省エネルギーに貢献しています。

ガラス繊維廃材の原料化

● ガラス繊維製造メーカー様だけでなく、ガラス繊維加工メーカー様からも廃ガラス繊維を引き取って
　再生加工し、粉末化。
● 釉薬用、樹脂充填材用（フィラー）などのガラスパウダーとして販売。
　業界全体の環境負荷軽減に努めています。

排ガス浄化システム付焼却炉を利用した廃棄物の減容

＜モイストペーブ事業化の背景＞
①　増岡窯業原料株式会社では珪砂・長石を精製する工程で未利用資源キラ（微砂と少量の粘土の混合物）を大量に排出、そのほとんどは販売できずに廃棄されています。

②　地球温暖化の影響もあって都市環境、特にヒートアイランド現象の問題が深刻です。

窯業未利用資源キラを有効利用した日本初の保水性ブロック
「モイストペーブ®」の開発とヒートアイランド現象の緩和

敷き砂・砕石の中の水を毛細管現象で吸水します。敷き砂からの吸水力は3mm/30分以上を実現しました。
窯業未利用資源を有効活用しており、その粒度構成が吸水力を上昇させるのに適しているためです。

高い保水力と効果の持続性このモイストペーブを施工すると、高い保水力（保水量0.25g/cm3以上）に敷き砂から水を吸い上げる吸水力が加わることによって気化熱による優れた冷却効果を持続することができます。
夏季、降雨後１０日間は市販保水性ブロックより、表面温度を約１０℃低く保つことができます。このため都市部のヒートアイランド現象の緩和に貢献します。

窯業未利用資源キラを有効利用した日本初の保水性ブロック
「モイストペーブ®」の開発とヒートアイランド現象の緩和

＜ヒートアイランド現象緩和のメカニズム＞
雨水を保水機能で蓄え、気温の上昇・日射に伴い水を蒸発させる気化熱冷却効果で温度上昇を抑制します。
また、毛細管現象により、雨水や敷き砂・砕石から水を吸い上げ、温度低減させる効果を持続します。

増岡窯業原料株式会社「環境への取組み」ガラス原料、 珪砂、長石、ファイバー、粘土、窯業原料、ガラス繊維,、ガラス粉末、ガラスパウダー、再生繊維、ガラスフィラー等、資源のリサイクル再利用に成功

増岡窯業原料株式会社「環境への取組み」ガラス原料、珪砂、長石、ファイバー、粘土、窯業原料、ガラス繊維,、ガラス粉末、ガラスパウダー、再生繊維、ガラスフィラー等、資源のリサイクル再利用に成功